本貫花

琉球舞踊古典女七踊りの撮影、第三弾は「本貫花(むとぅぬちばな)」です。


撮影日:2018年4月28日

踊り:富原結さん

貫花を持って踊る「本貫花」は恋(初恋)の踊り。最後はこの貫花をはらりと地面に落とし、振り返りつつも去っていきます。その歌詞は次のようになっています。


春ぬ山川に散り浮かぶ桜

掬い集めてど里や待ちゆる


春の山川に散り浮かんでいる桜を集めて、あなたを待っています。

白瀬走川に流れゆる桜

掬て思里に貫やりはけら


白瀬走川に流れる桜の花を集めて、あの人に貫花としてかけてあげたい。

赤糸貫花や里にうちはけて

白糸貫花やよゑれ童


赤糸の貫花はあの人にかけて、白糸で貫きとめた花輪は捨てて(もらって)おくれ、子供たち。

(上記の歌詞の意味は、書籍やインターネット上の情報を参考に上田自身が編集して載せたものです。)

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